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【コラム】第3回 ストリートワークアウト沖縄の取組み

 今回は私たちストリートワークアウト沖縄(SWO)の取組みを紹介します。

 SWOでは主に2つの活動を行っています。

 

 ①イベント会場などで行うパフォーマンス

 ②学校などで行う運動指導

 

 SWを知らない人に対して、「公園などに設置されている鉄棒を使って...」と説明するより、実際に見てもらった方が圧倒的に印象に残りますよね。''百聞は一見にしかず''で、ストリートワークアウト(SW)を分かりやすく説明には、やはり見せるのが一番です。

 というわけで、パフォーマンスを見せることによってSWの存在を世間にPRして、広報を行っています。

 

 次に、学校などで行う運動指導です。

 昭和に生まれ育った私は、放課後は近所の公園に出向いて遊具(鉄棒など)で沢山遊びましたが、器具の老朽化や世間の安全意識の向上もあり、すっかり公園から姿を消してしまいました。学校には鉄棒がありますが、先生方の管理無しに鉄棒を触れない学校もあるようです。

 

 運動指導の依頼などで度々学校を訪れますが、子育て中のお父さん・お母さんから「うちの子は鉄棒ができません」「今の子たちは体力がなくて」と聞くことが多いです。(過去と現代を単純比較することはできませんね)

 

 しかし、子供の可能性は無限で、大人の予想を遥かに上回ります。

 

 鉄棒で遊んでいるうちに前回り、逆上がりができることも珍しくありません。子供たちにとっては、運動=遊びなんだと思います。これは大人の私たちにとっても大切なことで、楽しくないことを継続して取り組むのは不可能です。つまり、運動を楽しむことが継続するポイントなんですね。

 SWOとしては、その楽しさを知ってもらって習慣化することが健全な成長につながると思っています。

 

 運動指導の前には、子供たちにパフォーマンスを見せてSWに興味を持ってもらうようにしています。

 

※写真は琉球ゴールデンキングスハーフタイムショーにて